またまた久しぶりの投稿で、しかも一年前の出来事です。
一年前の今頃、グランフロント大阪のクリスマスガーデニングコンテストに出展していました。
コンペで勝ち残った上位5チームによる決勝です。
クリスマスがテーマですので、普段やらない思いっきりメルヘンの世界に挑戦しました。
残念ながら1位は取れませんでしたが、ギリギリの2位だったとか。。。
息を吹きかけ魔法をかける洞穴に住む森の主です。
勝手に作り出したメルヘンストーリーです。
苔むした森が主の魔法の一吹きで一面花畑のように変わっていく。
クリスマスの夜にほんとの美しい宝物は身近な自然の中にある。。と気づかされるお話しです。
詳しくは下のパネルを。
水面に写し出された月は2016年12月25日クリスマスの夜の月の形にしました。
このプレゼントの箱をイメージしたオブジェはGrass&Leaves主宰の唐津 攝子さんに製作をお願いしました。
樹皮や木の実、苔やツルなど自然の素材をほんとに魔法をかけたかのように巧みにアレンジして作品にしてくださいました。
予想を超える仕上がりに感動しました。
近年のガーデニングショーはどこに行っても、ラッピングやモルタルアートやフェイクをふんだんに使ったものが多くて、なんかスッキリしない気持ちでした。
確かにどんどん本物に近づいているけれども絶対本物になる事はありません。
一日に何万人もの人が通る場所でのガーデニングショーなので、本物の素材の良さや美しさを感じてもらう事、それがこのようなショーに出す意味でもあるので、とにかく天然の素材にこだわりました。
このような場では、それがプロとしての腕の見せ所です。
仲間達に協力してもらい約2日間で創り、3週間くらいしか存在できない庭でしたが、たくさんの人達が写真を撮ったり、驚いたり、苔に癒されたりしてくださってこの庭にも意味があったと思うし、嬉しかったです。
クリスマスの夜だけ主もサンタになりました。
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